江戸時代、山形県の農村では米の不作に備えて里いもが作られてきました。 そのため、里いもの収穫期になると河原に家族や友人で集まって鍋を囲む「いも煮会」が催されてきたそうです。 これが原型となり、山形県では9月の第1日曜日に、6ｍの大鍋でいもを煮る「大いも煮会」が行われるようになり、秋の風物詩となっています。
宗像伸子（ むなかた・のぶこ） 管理栄養士・食生活アドバイザー。40年以上にわたり病院でキャリアを積み、現在、ヘルスプランニング・ムナカタ取締役社長。 テレビ・ラジオ、講演等で活躍し、著書も多数。 ホームページ  >>  http://www.munakata.co.jp/

噛む力や飲み込む力が衰えても食べられるように調理法が工夫された「介護食」というものに、今注目が集まっています。 病院や福祉施設でつくるもの、というイメージをお持ちの方も多いのでは？ 今号では、自宅でもできる介護食のつくり方とつくる際のポイントなどをご紹介します。

最近物忘れが増えた、今までできていたことができなくなった......といった悩みを抱えていたり、身近にそのような状況の方はいませんか？ もしかしたら認知症を発症しているのかもしれません。認知症の早期発見・早期治療のヒントをご紹介します。

	462万人 　６月に発表された厚生労働省研究班の調査によれば、65歳以上の高齢者のうち、認知症の人の割合は推計15％で、2012年時点で約462万人に上ることがわかりました。 この数字は昨年厚生労働省が発表した305万人を大きく上回ります。 　さらに、５年後に認知症になる可能性のある軽度認知障害（MCI）も400万人いると推計され、65歳以上の実に４人に１人が認知症とその予備軍になります。
調査は2009～12年に全国10カ所の市町で実施され、医師が診断してデータを分析。15％と推計された有病率をもとに、12年時点の高齢者人口から割り出しました。 　残念ながら、現在の医療では認知症は完治することができません。しかし、早期発見により進行を遅らせたり、症状を軽くすることができます。一人ひとりが認知症に対する理解と知識を深め、社会全体でこの問題に対応していくことが求められています。

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1959年、新潟県出身。1983年、『未知なる反乱』で映像デビュー。 1987、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』に主演し、全国的な人気を獲得する。 2003年、『ラストサムライ』で世界進出。アカデミー賞・ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされる。 その後、海外作品に立て続けに出演。 映画、舞台、テレビドラマ、テレビコマーシャルと幅広く活躍。 9月13日公開の映画『許されざる者』では、罪を背負って生きる男の悲哀と苦悩を熱演している。

次号予告  （９月２４日発刊）

特集１  読んで治癒力アップ

Ｑ＆Ａでわかりやすく解説!!　冬こそ気をつけたい在宅医療の落とし穴

特集２  "暮らし環境"を見直せば寿命が延びる

カネボウだけが悪いの？　美白化粧品による健康被害を調査する

※10月号から誌面内容をリニューアルします！

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