このたびの東北地方太平洋沖地震に際し、被災されました方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地に一日も早く以前の様な平穏な日々が訪れ、皆様に内なる笑顔が溢れますよう、お祈り申し上げます。
　私は今、被災地から離れた地で３月１１日以前と変わらぬ生活を送り、管理栄養士の仕事をしています。しかし、毎日映し出される映像を見るたび心痛む思いです。また、余震とは思えないような大きな地震が続き不安な日々を送られ、心休まる日が無いのは精神的にも大変だと思います。
　人間はどのような状況でも栄養を摂らねばなりません。食は単に栄養補給の為だけではありません。あたたかい食は心を癒し、和ませもします。しかし、食材の供給がままならない状況に於いて、震災以前に行なっていた食事提供ができないなか、管理栄養士・栄養士として栄養療法、食事療法を苦労されて頑張って行なっている皆様に深く敬意を表します。
　このようなときに私、私達にできることは何かと考えます。日本中の管理栄養士・栄養士も同じように仲間として考えているでしょう。遠慮無く必要なことを発信してください。遠慮無く声に出してください。私、私達はそれに応える用意があります。
"We are ONE"　一人の力は小さいけれど皆が手を取り合い繋がれば大きな力になります。共に力を合わせ頑張りましょう。