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  • ヒューマン ニュートリション・ヘルスケア・レストラン 東日本大震災 被災地応援プロジェクト

    今月号の特集
    被災地へのメッセージ
    今月号の特集
    震災メッセージ・タイトル
    ◆投稿メッセージのご紹介
     
     
    ・『たった一つの言い伝えに込められた困難に立ち向かう術』 北光記念病院
    田村 美香氏

     今回の地震・津波などで被災した方々に心からお見舞いを申し上げます。
    連日報道されるニュースは、1カ月以上たった今も痛々しい思いで見ています。福島原発の避難地域では、ゴーストタウンになり、家畜やペットが残された映像が目に焼きついています。計り知れない思いがあると思います。私も宮城県に知り合いや同期がいます。最近は連絡をとっていないため、現在はどうされているか分かりませんが、心配しています。
    今回のお話をいただき、現地の栄養士さんが栄養相談など活動を開始されていると知りました。医療支援というと栄養士はあまり目立つことは少ないと思いますが、実際の現場では本当に大変だろうと思っています。一昨日は、学校給食が開始されたニュースを見ました。コッペパンと牛乳だけでした。それでも喜んでいる子供たち。給食センターが使えず、通常の給食が提供できないとのことでした。
    普段の生活では、水も給食も当たり前のように暮らしています。でも本当にありがたいことなんだなと実感しました。現地の栄養士さんは、きっと頑張っていると信じています。経験しないと分からないこともあると思います。私たちは現地の栄養士さんから学びたいと思います。私たちは、テレビでの報道でしか分かりませんが、厳しい現場から教えてもらったことがたくさんあります。誰でも大きな災害にあう可能性はあります。そんなときこういう気持ちで乗り越えればいいんだということをある年配の男性が1つの言葉として言っていました。「眼は臆病、手は鬼」。被災地の状況を眼でみれば、体がすくむが少しずつでも手を動かせば鬼のような力になり、道が開ける。昔の人の言い伝えだそうです。すごい言葉だと思いました。たった一つの言い伝えで困難に立ち向かう術を学んだ気がします。影響を受けた方々が元の生活に1日でも早く戻れるよう、私たちも協力し頑張っていきたいと思います。

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    ◆リンク
     
     
    ・日本赤十字社 「東北関東大震災」  

     http://www.jrc.or.jp/l2/Vcms2_00002082.html