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 2014年12月号

2014年12月号
最新介護経営 介護ビジョン 2014年12月号
▍特集
利用者の「生活」に答えがある!必要とされる保険外サービス
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特集   利用者の「生活」に答えがある!必要とされる保険外サービス

☺ From Editors

賛否両論はあってもなおニーズの高いお泊りサービス、同居者の日中不在時に必要となる生活支援、退院時の24時間付き添いサービス等...。 利用者ニーズが高いにもかかわらず、制度上の規制から事業者が提供できない保険サービスは意外と多く、老々世帯・独居世帯の利用者に大きな負担となるケースも散見される。 今後、重点化の名のもと公的保険サービスがより"限定化"するなか、逆のニーズの拡大が見込まれる「谷間サービス」の今後の役割と課題、事業戦略等について検証する。併せて保険外サービスのあり方を考える。


◇ 事例①訪問リハビリ
退院後のリハビリをはじめ多様なニーズに応える接遇力に磨き──エポック
◇ 事例②訪問リハビリ
"ヨガ"を軸にした介護予防ベンチャーとして、新たな介護マーケットの開拓に尽力──アグリマス株式会社
◇ 事例③訪問リハビリ
既存資源を活用しつつ生活支援サービスの幅を広げて「自助」の能力を拡大させる──株式会社やさしい手
◇ 事例④訪問リハビリ
富裕層だけでなく、中間層・低所得者層へのサービス普及が今後の課題──株式会社ホスピタリティ・ワン
◇ 事例⑤訪問リハビリ
「住まい」と「ケア」を分離した医療・看護・介護一体型サービスのメリット──株式会社コミュニティネット

特別企画   認知症者の安心・安全をまもる福祉用具の選び方・使い方

◇ 解説  介護の質を高める福祉用具活用のポイント
望月彬也 氏(有限会社望月彬也リハデザイン代表取締役・理学療法士)
◇ 導入事例  福祉用具(介護ベッド)
介護付有料老人ホーム「ドーミーときわ台」(東京都板橋区)

第2特集   次世代型ICTシステムの選び方ガイド

◇ ケアマネジャー支援ソフト「ケアマネくん」Neo(株式会社日本ケアコミュニケーションズ)
◇ 高齢者施設向け記録管理システム「ちょうじゅ」(株式会社富士データシステム)
◇ 介護保険請求システム(株式会社インフォ・テック)
◇ 介護支援情報システム「楽っく」(三喜鋲螺株式会社 電気事業部)

テーマ別 リーダーの現場力

訪問看護     若手一番星経営者の訪問介護経営論
  多江和晃(Life On Vital Element株式会社 代表取締役)

人材育成     スタッフと正面から本気でぶつかる育成法
  川崎綾子(医療法人社団東華会さがみこデイサービスセンター 介護事業部監査役部長)

高齢者住宅     サービス付き高齢者向け住宅の営業戦略
  木島道和(株式会社プチモンド プチモンドケア管理者)

リハビリテーション     介護現場における作業療法士の役割と課題
  細田明 (社会福祉法人栄寿会特別養護老人ホーム「弥富あさくら」作業療法士・機能訓練指導員)

小規模多機能     地域住民の小規模多機能経営術
  根倉忍(湘南乃えんホールディングス株式会社 専務取締役COO)

その他注目の記事!

"地域包括ケア"時代の介護
 ▶ 社会福祉法人尽誠会 地域密着型介護老人福祉施設 じょうない(岩手県九戸郡)

今月の顔  ▶ 山野正義 氏(学校法人山野学苑総長)

ビジネスフロンティア  ▶ 株式会社エコファクトリー

住まいの提案  ▶ 葵会グループ 介護老人保健施設「葵の園・武蔵小杉」(川崎市中原区)

介護行政の先を読む  ▶ 水巻中正(国際医療福祉大学大学院教授)

緊急インタビュー  ▶ 藤田英明(株式会社日本介護福祉グループ代表取締役会長)に聞く!「Jトラストグループと茶話本舗の行方」

緊急レポート
 ▶ 専門職の資格要件緩和や高齢者の生活支援への住民参加など 介護は「総がかり」時代へ突入

介護福祉施設リサーチ 地域ケアを考える
 ▶ 医療法人社団光輝会 サービス付き高齢者向け住宅・複合型サービスケアセンター「青山メディケア」(東京都港区)

経営(継栄)のツボ  ▶ 早川浩士(有限会社ハヤカワプランニング代表取締役)

ヘルスケアセレクション  ▶ 介護付優良老人ホーム「ウェルハートはんだ」(愛知県半田市)

保険外サービス最前線  ▶ 社会福祉法人愛和会特別養護老人ホーム 宝塚あいわ苑

介護経営現場を変える「中間管理職」育成塾  ▶ 森川弘文(森川社会福祉研究所所長)

介護経営現場とれたてQ&A  ▶ 実地指導のポイント──訪問介護

ポケット判 介護のしごとが楽しくなるこころシリーズ 監修者インタビュー【第3回】
 ▶ 柴田範子 (元東洋大学ライフデザイン学部准教授/特定非営利活動法人『楽』理事長/全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会理事)

Vision's アンケート 介護トレンドNOW  ▶ 疾患予防にQOL向上...意外に大事な「スキンケア対策」

次号予告  2014年12月19日(金)発行

総力特集
社会福祉法人が担うべき「地域貢献」とは何か?(仮題)

内部留保問題から端を発した社会福祉法人バッシングは、優遇措置の撤廃、イコールフッティングなどの制度改革の動きへと発展し、いまや多くの国民の支持を獲得しつつある。 今年7月に厚労省が発表した「社会福祉法人の在り方に関する検討会報告書」では、財務諸表公開の義務化、ガバナンスの強化が明記されたが、その一方で「地域貢献」の早期実現が強く促された。 人材とスキルを豊富に持つ社会福祉法人、とりわけその中心に位置する特養が、今後、担うべき「地域貢献」とは何か?多くの事業者が頭を抱えるなか、次号では取り組み例とともに具体的な道筋を提示する。