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人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業

2019年6月号
2019年6月号
地域特集
薬局・薬剤師と連携せよ!
古河モデルが切り拓く新たな在宅介護
毎月20日発行
A4変型 88ページ
定価:1,296円(本体1,200円+税8%)
定期購読料:15,552円(本体14,400円+税8%)
 

今月の特集 

地域特集 薬局・薬剤師と連携せよ!
古河モデルが切り拓く新たな在宅介護

空前の長寿社会の日本では、今後、平均寿命の延伸とともに多くの疾病リスクを抱える高齢者も増え、同時にポリファーマシーをはじめとする薬の問題も多発していくだろう。そうしたなか、2018年10月から茨城県古河市では、同市のケアマネジャーと薬剤師が手を携え、在宅介護現場における薬の問題を解決する取り組み「古河モデル」がスタートした。本特集は服薬管理に関する介護職の業務負担軽減というだけでなく、適切なケアやADLの向上につながる可能性を秘めた介護職と薬局・薬剤師との連携について、「古河モデル」から学びたい。

第2特集 地域包括ケアシステムの先取り「助け合い」の仕組みづくりを探る
~福祉クラブ生活協同組合(横浜市)~

横浜市港北区で1989年、日本初の福祉専門生協として誕生した福祉クラブ生活協同組合。住み慣れた地域で助け合いながら自分らしく暮らす「在宅福祉」の充実をめざし、エリアを徐々に拡大し、さまざまな活動を展開している。組合という形で、住民参加による「支え合う」関係・地域づくりを進めるその活動は、まさに「地域包括ケアシステム」を先取りした一つの姿といえるだろう。組合発足の経緯や活動内容を紹介し、今後の展望などを探る。

その他注目の記事!

●トップに聞く
座小田 孝安(株式会社シダー 代表取締役社長)
●新ビジネス潮流 介護のミカタ
大和ハウス工業株式会社シルバーエイジ研究所
●今月のInnovator
菅原直樹(「老いと演劇」OiBokkeShi 代表)
●介護福祉施設リサーチ
株式会社ArikA
住宅型有料老人ホーム 「ロケーション」
●介護小説「もうひとつの世界」
阿部敦子 第三話「そんなにいっぺんに」
現役介護職でもある阿部敦子氏による介護小説。
ある介護シーンを介護職と利用者、両方の目線から描きます。
●キラリ輝く 一番星
介護と保育、地域と施設の共生で活躍の場のある暮らしを実現
有限会社長者の森 コミュニティホーム長者の森
(静岡県焼津市)
●介護事業所Report
Case.1 株式会社シルバーエッジ みのりグループホーム平野
(大阪市平野区)
●地域とつながる カフェはじめました
社会福祉法人キングス・ガーデン東京 東中野キングス・ガーデン
(東京都中野区)
●ベテランズファイル
社会福祉法人翔の会 生活介護・児童発達支援事業所おーらい
(神奈川県茅ヶ崎市)
●今月の語録
●介護行政の先を読む
水巻中正
●在宅医が行く!!
髙橋公一
●介護経営現場とれたてQ&A
●先達の介護
地域とつながる
~道路は廊下、自宅は居室~ 宮島 渡
わが道の介護
理想の介護 和田行男
●介護経営道場

ほか

次号予告 2019年7月号(2019年6月20日 発行)

地域特集 埼玉の健康寿命はなぜ伸びた?
健康寿命アップ自治体から秘訣を学ぶ(仮題)

埼玉県の男性の健康寿命は2015年度は全国21位だったものが、2018年度には2位に躍進している。県内で一番健康寿命が長い鳩山町の介護保険料は4000円と全国平均を大きく下回っているほか、前回より大きく健康寿命を伸ばした小鹿野町は後期高齢者の医療費が県内で一番安いなど、健康寿命延伸は社会保障費とも大きく関わっている。本特集では、健康寿命が延伸した埼玉県内の自治体は何を行ったのかを探るとともに、健康寿命延伸のキーマンとしての介護事業者の可能性を追う。

第2特集 特定処遇改善加算が新設
事業所経営にどう活かす?(仮題)