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2020年1-2月号 No.23
栄養経営エキスパート 2020年1-2月号(第23号)
特集
フレイルを予防して再入院をさせない
早期回復支援の栄養管理
隔月(偶数月)8日発行
A4判 88ページ
定価:本体1,500円+税
 
『栄養経営エキスパート』2020年1・2月号
 お詫びと訂正

『栄養経営エキスパート』2020年1・2月号(№23)16ページの一部記載に誤りがございました。記載しております事例1の著者役職に「主任」と記載しておりますが、正しくは「科長」となります。また、事例4の著者所属施設におきまして、「社会福祉法人」と記載しておりますが、正しくは「社会医療法人」となります。お詫びして訂正いたします。
 

特集

フレイルを予防して再入院をさせない
早期回復支援の栄養管理

術後に漫然と継続する静脈栄養管理、経口摂取が可能であるにもかかわらず提供される栄養価の低い三分粥などの術後食......。 多くの施設で散見するこうした術後の栄養管理が回復を遅らせ、フレイルのリスクを高め、退院後の再入院の要因の1つになっているという。 術後、早期に介入して栄養状態の改善を図り、早期回復につなぐための栄養管理とは何か? 実際の事例をもとに考察する。

  解説 1   早期栄養介入の手順とポイント
周術期管理と栄養障害のリスクファクター
鷲澤尚宏 氏 東邦大学医療センター大森病院 栄養治療センター
  解説 2   術後早期経腸栄養の実践
ICU 専属管理栄養士の配置による
早期栄養療法の実践と課題
小橋大輔 氏 日本赤十字社 前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科
  事例 1   術後食の見直し
分粥食は本当に治療に必要なのか?
~分粥を廃止した当院の場合~
佐々木 美穂 氏 ほか 医療法人社団明芳会 IMSグループ 横浜旭中央総合病院 栄養科 科長
  事例 2   早期回復支援の栄養管理
多職種チーム医療による術前栄養管理の取り組み
――ロイシン強化飲料を用いたプレハビリテーションの試み――
市薗香澄 氏 ほか 社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院 栄養部
  事例 3   チームによる早期介入の取り組み
NST、嚥下チーム、褥瘡チームの早期介入により
経口摂取に移行可能となった褥瘡性潰瘍の一例
阿部晃子 氏 ほか 東北医科薬科大学病院 栄養管理部
  事例 4   重症栄養障害における経口摂取のアプローチ
急性期高齢者の食欲低下に対し
超高濃度栄養食により栄養量充足できた一例
大城清貴 氏 社会医療法人友愛会 豊見城中央病院 食支援室
  事例 5   摂取困難例における栄養価アップの工夫
低栄養高齢患者に対する中鎖脂肪酸付加による栄養管理について
北林 由布子 氏 ほか 名古屋鉄道健康保険組合 名鉄病院 NST 栄養サポート室

栄養経営特集 成果を数値化するためのファーストステップ
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高齢者の低栄養と身体への影響
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次 号 予 告    2020年3-4月号 No.24(2020年2月8日 発行)

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