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人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業

2020年11月号
2020年11月号
第1特集
無理・無駄のない徹底をめざす
ポスト・コロナの感染対策
毎月20日発行
A4変型 88ページ
定価:本体1,200円+税
定期購読料:本体14,400円+税
 
「地域」の担い手を育成する、わが国初の本格的な介護経営情報誌(2003年創刊)です。日々変わる介護経営環境の動向を読み取り、スムーズな問題解決につなげる情報を提供しています。施設・事業所レポートや経営ノウハウの紹介、各地域での取り組みの分析などを通じて、介護サービスの提供だけにとどまらない、地域や社会を変革するキーマンとしての新しい介護事業者の役割・あり方を提案。さらに、これからの介護福祉分野の経営ならびに次世代育成を担うリーダーたちが、自分自身の介護の"ビジョン"を描き、その"ビジョン"を実現するために役立つ経営情報をお届けします。

《お知らせ》

新しい介護事業経営をめざす研究会、「21世紀介護事業創造塾」が発足しました。参加を希望される方は、以下の申込みフォームよりお申込みください。

「21世紀介護事業創造塾」お申し込み

なお、創造塾幹事によるインタビュー企画「未来カイゴ談義」を介護ビジョンで掲載しています。10月号株式会社メディカル・エージエンシー・ジャパン代表取締役・皆川敬氏、11月号株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役・高丸慶氏が登場。以下の動画でもご覧いただけます。

21世紀介護事業創造塾幹事インタビュー 高丸社長


●バックナンバーはこちらから

今月の特集 

第1特集 無理・無駄のない徹底をめざす
ポスト・コロナの感染対策

感染対策の徹底を行ううえでは、感染症に対する正しい知識の習得と、スムーズに実行するための体制が整っていなければならない。 それらができていなければ職員に過度な負担を強いたり、余計な費用をかけたうえに、感染対策として無意味であったということにもつながりかねない。 介護現場の感染対策の徹底を阻害する要因を考えるとともに、正しい対策を徹底するための方策は何かを探る。

●緊急アンケート 介護現場における感染対策の課題とは?
介護現場で感染対策がうまく進まない理由は一体どこにあるのだろうか? 介護事業者に向けた緊急アンケートの結果から、どのような課題があるのかを探ってみた。

●解説 正しい知識の定着こそ感染対策の第一歩
感染対策を進めるうえでは、対策方法を知るだけではなく、感染対策の徹底を阻害する要因を取り除くことも必要だ。 これまで多くの介護事業所向けに感染対策を指導している、株式会社アトラス代表取締役の向田朋之氏に、介護現場における感染対策の課題について解説いただいた。

●case study 1 平時からの感染への意識の高さが非常時の対応力の差となる
実際の介護現場では、今回の新型コロナをどのように受け止めたのだろうか。 現場の課題とその解決策について、事業者に話を聞いた。

●case study 2 介護の質を高めることこそが感染防止対策を行う目的
ハード面の強化により、感染防止対策を徹底する体制をとり、 新型コロナ禍を乗り越えようとしている介護事業者の取り組みを紹介する。

●特別寄稿 ユニフォームの見直しから始める感染対策と業務改善
ユニフォームを見直すことで、感染対策、ひいては業務改善につなげることができる、と話すのは株式会社ソーイング・ボックスの菅沼蔵人さん。 感染対策だけにとどめない、業務改善の仕組みづくりのヒントを寄稿していただいた。

第2特集 発想力が鍵!
戦略の転換で機会をつかめ

新型コロナ禍での利用控えによる減収、長期に渡る人材不足など、介護事業を取り巻く環境は厳しいものがある。一方で、そうした厳しい状況の中だからこそ、これまでの事業の枠にとらわれず、ビジネスのフレームワークを変え、ビックチャンスとする機会もある。戦略の転換に成功してきた例に学びつつ、介護業界において業態の変更や多様化、保険外サービスへの展開などで成功を収めるにはどうすればいいのか、今こそ学んでおきたい。

その他注目の記事!

●ケアのある風景
社会福祉法人湖成会 特別養護老人ホーム 月のあかり
●TOPICS
仕事の価値を高める生産性向上
真の目的は人材育成
●PickUp 介護のミカタ
介護人材紹介FC 「介護・看護求人支援センター」
●育てる 育つ 異業種に学ぶ人材育成
Sansan株式会社(クラウド名刺管理サービス)
●特別寄稿
住民自治と福祉について考える 第2回
●新しいパートナーシップをめざして 手を携える介護事業者たち
第4回 雲南市社会福祉法人連絡会のつながり
●未来カイゴ談義
保険外の訪問看護サービスという選択からみる介護業界
●介護小説「もうひとつの世界」
阿部敦子 第20話「陰と口」
現役介護職でもある阿部敦子氏による介護小説。
ある介護シーンを介護職と利用者、両方の目線から描きます。
●介護と医療をフラットに
髙橋公一
●介護業界 裏読み・深読み
あきのたかお
●制度と経営に強くなる!
介護事業経営研究会(C-MAS)
●Update the Value Standard
早川浩士
●みんなが知らない 介護環境デザインの世界
村上 享
●バトンをつなぐ――若きリーダーたちへ
堀田 力

ほか

次号予告 2020年12月号(2020年11月20日 発行)

第1特集 なぜあの事業所はうまくいくのか?
現場と対立しないリーダーへの第一歩(仮題)

経営者やリーダーたちが業務改善や新しいプロジェクトを提案しようとしても、現場は「忙しい」「介護では無理」と反発しがち。なぜ経営者の言うことは現場に受け入れられないのだろうか。そこには経営者と現場という立場の違いだけでなく、「介護」という業界特有の問題があるのかもしれない。経営者の意向がスムーズに伝わる事業所の秘訣を探る。

第2特集 やる意味は? メリット・デメリットは?
保険外サービスをとことん調べる(仮題)