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人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業

2017年2月号 Vol.431

2017年2月号 特集
診療所の「生き残り」の新境地
三方よしの"診診連携"で差をつけろ!!
毎月1日発行
A4判変型 88ページ
定価:1,080円(税込)
定期購読料:12,960円(税込)
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✎ From Editors
今年は正月が温かかったため、このまま暖冬が続くかと思いきや、1月中旬から各地で大雪に見舞われるほどの冷え込みになりました。短期間での急激な気候の変化で、体調を崩された人も少なくないのではないでしょうか。また2月になると、そろそろ花粉症の対策を始める人も出てきますね。冬も残り少ないですが、油断せず元気に過ごしたいものです。

特集  診療所の「生き残り」の新境地
 三方よしの"診診連携"で差をつけろ!!

かかりつけ医機能の強化が進められる一方、患者の間では専門診療科志向が根強く残っている。患者のニーズを満たしながらかかりつけ医機能を高めるには、異なる専門性を持つ診療所による"診診連携"が重要であり、この成否が地域における信頼を左右する。患者・診療所同士がWin-Win-Winとなる診診連携の仕組みづくりのヒントを紹介する。

●イントロダクション 調査報告
 円滑な診診連携に向けた課題は「理念の統一」や「実力の相互理解」

●Part1 鼎談
 佐々木 淳(医療法人社団悠翔会理事長・診療部長)/髙橋公一(みさと中央クリニック院長)/土屋淳郎(医療法人社団創成会土屋医院院長)

●Part2 Case Study
 Case1「機能強化型在宅連携」 千住中央診療所(東京都足立区)
 Case2「診療ネットワーク」 たまな在宅ネットワーク(熊本県玉名市)
 Case3「他科連携」 よしかわ耳鼻咽喉科・眼科(川崎市幸区)
 Case4「他科連携」 医療法人社団おなか会おなかクリニック(東京都八王子市)
 Case5「医科歯科連携」 有貴歯科クリニック(埼玉県所沢市)

●Column①
 重症度の高い患者の在宅療養を支えるために
 在宅医療専門診療所との連携は重要な検討課題

●Column②
 リアルタイムで情報共有できる医療用チャットツール

特集2  新たな収益・集患につながる
   保険診療+αのすすめ

Q&A●田中晋也(株式会社船井総合研究所医療グループチーフ経営コンサルタント)
Clinic●医療法人社団白金会東京中央メディカルクリニック/
     医療法人社団宗友会パークサイド広尾レディスクリニック
Company●バイエル薬品株式会社

その他注目記事!

● 赤ひげの力
大森浩二氏(医療法人大森医院理事長・院長)
● トピックス
木村医院(栃木県下都賀群野木町)×積水ハウス
● イマドキの診療所事情~事務長奮闘記~
松村眞吾
● 製薬メーカー最前線リポート
武田薬品工業株式会社
● ClinicREPORT
① アンブル歯科
② 整形外科ひろクリニック
③ 清水クリニック
● マネしてみたい! 他業種のおもてなし
中国ジェイアールバス株式会社
● プライマリ・ケアに向けた地域医療武装講座
知っておきたい医療最前線
【第8回】うつ病 田中伸明
実践報告 在宅医療症例
【第8回】筋強直性ジストロフィー 戸倉直実
●NEWS
2017年度予算編成
● 人材育成の強化書
【第8回】医療法人元気会わかさクリニック
● 地域包括ケア診療所への挑戦
● 新・開業「天国と地獄」
● 真野俊樹の世界の医療を知る
真野俊樹(多摩大学大学院教授/医療・介護ソリューション研究所所長/医学博士/MBA/経済学博士)
● 地域医療・介護向上委員会
石川雅俊
● 院長夫人はコンサルタント
● MMPGニュース
● 掲示板
● 診療・経営に役立てる「患者学」
○患者1000人アンケート
○クレームから考える患者サービス 蔵敷健治
○BAMBOO TRENDY!!
● BackNumber

次 号 予 告 2017年3月号(2017年3月1日 発行)

  • 特集
  • 診療の質とQOLを高める切り札!! 進化する「口から食べる」支援
  • 高齢者医療や在宅医療において食支援は、低栄養の防止だけではなく、「口から食べる」ことを通じた患者のQOL向上の点でも重要な課題だ。その実現には医科歯科連携による口腔ケアをはじめ、食事介助法や食形態の工夫など、多職種が協働して患者の状態や環境に合わせて最善の方法を提案・実践していく必要がある。「口から食べる」ことを支援している診療所の具体的な取り組みを紹介する。