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人間性豊かな活力のある地域社会の創造をめざす 総合ヘルスケア情報企業

2017年1月号 Vol.430

2017年1月号 特集
進化する早期発見・啓発・地域づくり活動...
実践 地域を動かす認知症対応
毎月1日発行
A4判変型 88ページ
定価:1,080円(税込)
定期購読料:12,960円(税込)
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✎ From Editors
正月に縁起物として飲む薬酒、またはその風習を「屠蘇」と言いますが、一体何を「屠り」、何が「蘇る」のか。皆様ご存知でしょうか。諸説ありますが、一般的には悪鬼または邪気を屠り、自身の魂を蘇らせると言われるようです。確かに、材料は生薬や酒など、元気になりそうな組み合わせですね。縁起物で健康と幸福を願い、新年もがんばりましょう!

特集  進化する早期発見・啓発・地域づくり活動...
 実践 地域を動かす認知症対応

65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となっている現在、診療科を問わず診療所には認知症への対応が求められています。とはいえ認知症は治療だけで完治するものではないため、予防や早期発見・早期治療はもとより、住み慣れた地域で生活できるためのケア体制づくりが不可欠。こうした認知症対応に診療所がかかわるためのアプローチを紹介します。

事例紹介

■早期発見
 医療法人春陽会サクラクリニック/医療法人社団三二会番町診療所表参道/株式会社ミレニア

■啓発
 医療法人社団トータルライフ医療会/東京西部保健生活協同組合上井草診療所/医療法人社団讃友会あべクリニック/岩佐まり(フリーアナウンサー)

■地域づくり活動
 医療法人創健会ウエルネス医療クリニック/一般社団法人かまくら認知症ネットワーク/「認知症の人の社会共生と課題解決」のための学生による国際交流・共同研究プロジェクト/大和ハウス工業株式会社

■インタビュー
 1):髙見国生(公益社団法人認知症の人と家族の会代表理事)
 2):上野秀樹(医療法人敦賀温泉病院勤務医 海上寮療養所勤務医
        千葉大学医学部附属病院地域医療連携部特任准教授)

特集2  新たな患者サービスや医療者の負担軽減につながる
   遠隔診療の現状と未来予測

MRT株式会社・株式会社オプティム/株式会社情報医療/株式会社メディプラット

その他注目記事!

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横手英義氏(医療法人英裕会 横手クリニック理事長・院長)
● トピックス
関本クリニック
在宅医療と「セコムOWEL」
● 特別レポート
医療法人社団悠翔会 × 在宅医療カレッジ特別企画
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長尾和宏
● イマドキの診療所事情~事務長奮闘記~
松村眞吾
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① ロコモ南馬込整形外科クリニック
② アース皮ふ科クリニック
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井上スパイス工業株式会社
● プライマリ・ケアに向けた地域医療武装講座
知っておきたい医療最前線
【第7回】梅毒 松尾光馬
実践報告 在宅医療症例
【第7回】骨粗鬆症 行形 毅
●地域・医療・経営のこだわり
みさと中央クリニック
● 人材育成の強化書
【第7回】医療法人淳英会
● 地域包括ケア診療所への挑戦
● 新・開業「天国と地獄」
● 真野俊樹の世界の医療を知る
真野俊樹(多摩大学大学院教授/医療・介護ソリューション研究所所長/医学博士/MBA/経済学博士)
● 地域医療・介護向上委員会
石川雅俊
● 院長夫人はコンサルタント
● MMPGリスト
● 掲示板
● 診療・経営に役立てる「患者学」
○患者1000人アンケート
○クレームから考える患者サービス 蔵敷健治
○BAMBOO TRENDY!!
● BackNumber

次 号 予 告 2017年2月号(2017年2月1日 発行)

  • 特集
  • 診療所「生き残り」の新機軸 三方よしの診診連携で差をつけろ!!
  • 総合診療専門医や地域包括診療料の創設など、政策的にかかりつけ医機能の強化が進められる一方、患者には専門診療科志向が根強く残っています。患者のニーズを満たしながらかかりつけ医機能を高めるには、さまざまな専門性を持つ診療所による〝診診連携〞が重要であり、この成否が地域における信頼を左右します。患者・診療所同士がWin―Win―Winとなる診診連携の仕組みづくりのヒントを紹介します。