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介護福祉士2013年度総評
ケアマネチャレンジ倶楽部
介護福祉経営士
医療コミュニケーター
「『介護の資格』どうかわる」
2013(平成25)年度・第26回介護福祉士国家試験・総評
平成26年4月2日 10:00 発表
 
【  解  答  】
◆人間と社会
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
問9
問10
問11
問12
問13
問14
問15
問16
◆介護
問17
問18
問19
問20
問21
問22
問23
問24
問25
問26
問27
問28
問29
問30 全員正解
問31
問32
問33
問34
問35
問36
問37
問38
問39
問40
問41
問42
問43
問44
問45
問46
問47
問48
問49
問50
問51
問52
問53
問54
問55
問56
問57
問58
問59
問60
問61
問62
問63
問64
問65
問66
問67
問68
◆こころとからだのしくみ
問69
問70
問71
問72
問73
問74
問75
問76
問77
問78
問79
問80
問81
問82
問83
問84
問85
問86
問87
問88
問89
問90
問91
問92
問93
問94
問95
問96
問97
問98
問99
問100
問101
問102
問103
問104
問105
問106
問107
問108
◆総合問題
問109
問110
問111
問112
問113
問114
問115
問116
問117
問118
問119
問120
 
2013(平成25)年度・第26回・介護福祉士国家試験(筆記)を終えて
 2014(平成26)年1月26日(日曜日)に、第26回介護福祉士国家試験の筆記試験(以下、第26回試験といいます)が全国一斉に実施されました。
 問題数および出題内容につきましては、例年通り、午前の部68問、午後の部52問の計120問。五肢択一式で、正しいもの、適切なもの(より...、最も...を含む)を問うものでした。 受験要領では「五肢択一式を中心に、多肢複択を含む」と示していましたが、第26回試験では新形式での出題はありませんでした。
 午前の部と午後の部を通じて、その難易度を総括するとすれば、「ほぼ例年通り、難易度も同等レベル」という判定をしたいと思います。
 他方、所謂「Aさん(男、○○歳)は...」で始まる『事例問題形式』は『総合問題』(4ケースにつき各3問の計12問)を中心に出題するというルールは、数年前から徐々に崩れ始めてはいたものの、第26回試験では、明確に問題37以降で『事例問題形式』が多用することで明示されました。
 既に議論されている「今後、医療的ケア領域につき5問程度追加出題し、総出題数を増加するか、総出題数は変えずに出題形式で対応するか」が、第26回試験から試みとして(トライアルケースとして)実施されているように思えました。
 当然のことながら、今後も増加が予測される「認知症(dementia)患者とその介護家族の支援、権利擁護と高齢者虐待防止」や「単独世帯(独り暮らし)への支援と生活支援サービス」「自立支援型介護の提供」が出題の中心であったことは、あらかじめ想定された範囲内で言えるでしょう。
 それでは、第26回試験の特徴をいくつか抽出することで「総評」とし、以下に例示しますので、次年度試験対策の参考として頂ければ幸いです。

 

午前の部(の出題)について
 例年通り、法令や制度の「定義」や「目的」について出題されたほか、介護福祉士の業務としての「指導」を意識した問題5のように「育児・介護休業法」における「手続き」についての出題などが目を引きました。
 今後の高齢者介護の主軸となる「地域包括ケアシステム」に関して、問題14、問題20、問題25、問題27で出題されました。 当然、第26回試験での出題は予想されていましたが、この政策に基づく社会保障制度の再構築は今後さらに積極的に進められますので、出題内容に関する傾向は今後も暫く継続すると思われます。
 他方「ヒヤリハット」を中心に、「介護事故の予防と事故に対する対応」など「安全」に関する出題が目立ち、予想していた介護福祉士が係る「医療行為と医療行為以外の行為」や今後の「高齢者の『住まい』の確保と生活支援サービス」にかかる「サービス付き高齢者向け住宅」に関しては出題がなく、次年度(第27回)試験のターゲットとなると予想します。
 出題内容は、午後の部の出題に比べて詳細かつ難解なものが少なくなく、受験者も悩まれたのではないかと推察します。 もちろん、問題18(介護福祉士の定義・役割)問題25(小規模多機能型居宅介護)、問題42(住環境と健康)など、極めて基礎・基本的な出題もある反面、問題8(少子高齢化に関する時系列トピック)、問題11(社会保障制度の歴史的変遷)、問題17(高齢者の経済生活に関する意識調査・世話の費用)など、知らない・見たことがないと「自信をもって解答を出す」ことが難しい出題もありました。
 また、既述のとおり、問題37から問題40のように「事例問題」的出題形式が含まれました。
 なお、奇を衒った訳ではないでしょうが、問題30(不慮の事故死亡統計)では、新カリキュラム導入前の主流であった「文中の空欄を語句で埋める」出題形式(風)が提示されました。空欄には「転倒・転落」が入る訳ですが、選択肢にそれそのものを置かず、更に転倒・転落の「予防」の視点を問うといった、二段・三段の出題を設けた形式を見ると、問題製作サイド(出題者)のご苦労を垣間見る感じがしました。 とはいえこれをもって、従来の空欄語句埋め型出題形式が復活することは思えません。
 当然、高齢者虐待防止の視点、コミュニケーション、ケアマネジメントに関する出題は、例年通り、例年レベルで出題されました。とはいえ「介護職の対応」という出題形式では、「日本語の解釈の仕方で解答が異なってしまう」ようなものも見受けられ、単純である故に解答選定に迷われることが少なくなかったと思います。  
午後の部(の出題)について
 午後の部の出題については、受験者の感想として「難しかった」と「比較的簡単だった」という意見が二極分化していましたが、問題69から問題76までは、極めて基礎的・基本的な出題内容で、過去問題を入念に学習し、解説を理解するとともに周辺知識を学習していれば、比較的高得点を可能としたのではないかと思います。
 午前の部の受験で疲れた頭(脳)の受験者に、例年は午後の部最初の出題・問題69(発達理論など)でダメを押すことが多かったこれまでの出題形式とはガラリと変わって、問題69から基礎的な問題でその知識を問い、やる気と諦めない気持ちの持ち様により、合否が左右することさえあるのではと思われました。
 「認知症の理解」と「障害の理解」につきましては例年同様に、概ね基礎・基本的な出題が中心だったといえます。
 問題94(リハビリテーション専門職)、問題96(レスパイトケア)は、多くの予想問題集でも提示され、小職の解説でも出題可能性を示唆していましたので、概ねの受験者が正解できたのではないかと思われます。
 同じく「こころとからだのしくみ」についても特に偏った出題もなく、過去問題集により知識を集積していることで対応可能であったのではないかと思います。
総評
 以上を総括しますと、常々申し上げておりますとおり、介護福祉国家試験の筆記試験は「午前と午後はセットで1つの試験」という位置づけが明確に現れていた印象を受けます。
 即ち、午前の部では、やや細かい、あるいは統計等の広範囲での出題を行い、午後の部で基礎・基本的な出題を行い、午前午後トータルで、合格ラインを超えるだけの得点獲得ができるかを試していると思われます。
 午前の部で諦めてしまった方には難しく、午後の部も含めて、しぶとく問題に臨んだ方には合格が近づいたとも言えるのではないでしょうか。  

 平成27年度に試験システムの変更が予定されています。五肢択一式に複択問題が加わる可能性は否定できませんが、当該年度までは、当面第26回試験のような出題形式と出題内容が継続すると考えて問題ないでしょう。
 また、第26回試験では「障害者とその支援」に関する出題が少なかったような印象を受けましたが、「障害者総合支援法」はご承知のとおり、段階的施行がなされ、本年(平成26年)4月施行分をもって改正法として完結するため、障害者支援サービスと地域生活支援事業の内容と利用対象者を含め、次年度以降は、「高齢者と障害者」とも同等のバランスで出題があると考えておくとよいと思われます。
 

       

高齢社会権利擁護研究所
所長  野島 正典


以上

       

 

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