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「介護福祉経営士」テキストシリーズ

 力だめし問題  vol.6    【解答・解説】

Q.1
介護福祉のサービス現場における事故報告書の記録や取り扱いについて、適切とはいえないものを以下の選択肢から2つ選びなさい。

【解答・解説】
【解答】    ①、③
【解説】(実践編Ⅰ 第2巻「介護福祉コミュニケーション」より)
事故の記録には、(1)事故の要因を洗い出し、今後の事故発生を防ぐ対策を立てる、(2)事故の情報を共有することで他の職員の気づきにつながり、今後の事故を想定しやすくなる、という2つのメリットがあります。 ①は意識面にとどまっており具体性がないので、「行動」や「仕組み」を書くようにしなければ改善活動につながりません。 ③は事故の要因がわかりにくいほか、組織に「権威勾配」(上司が威圧的で、現場で起きている状況を部下が素直に報告できなくなっている状態)が生まれている可能性があります。
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Q.2
ある1カ月(稼働日数20日)の介護事業の経営状況が以下の通りであった。 採算ライン(損益分岐点売上高)を確保する場合、必要となる利用者数について正しい説明を選択肢から1つ選びなさい。

〔経営状況〕
介護報酬 300万円
固定費(人件費や家賃等) 270万円
原価率(材料費等の変動費) 25%
利用者1人当たりの介護報酬単価 1万円/日
【解答・解説】
【解答】    ②
【解説】(実践編Ⅱ 第4巻「介護福祉財務会計」より)
採算ライン(損益分岐点)売上高は、固定費÷(1-変動費率)なので、
270万円÷(1-0.25)=360万円
実際の売上(介護報酬)との差額は、
360万円-300万円=60万円
稼働日数20日、介護報酬単価1万円/人で60万円を確保するため、
60万円÷20日=3万円/日
3万円÷1万円/人=3人
したがって、1日あたり3人の利用者を増やす必要がある。
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