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医療白書 2015-2016年版 医療財政、崩壊か再建か 「国民医療」改革へ向けた緊急提言!
わが国の財政状況は、債務残高GDP比200%を超え、債務不履行までのカウントダウンを数える状況に陥っている(1,053兆3,572億円、国民1人当たり約830万円の借金)。これに対して政府は、2020年のプライマリーバランスの均衡化を国際公約として掲げ、増大し続ける社会保障費の抑制・削減を方針として示している。債務不履行による財政破綻と、それを食い止めるための緊縮策、いずれにおいても現在の医療提供体制を何ら変えることなく維持し続けることは困難である。
「国民皆保険の持続可能性を確保する」ための改革にはどのような方策が必要なのか、あるいは国民皆保険制度存続の可否を問い、新たな制度設計を行うべき事態なのか、官邸(経済財政諮問会議)・財務省・経済産業省、そして厚生労働省それぞれのねらい・構想の下に財政主導で推し進められようとしている医療改革の行方を探るとともに、持続可能な真の「国民医療」とは何か、国民課題として医療機関(医療人)、有識者、患者(国民)側からの提言を行う。 |
編集委員代表:西村 周三(一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会医療経済研究機構所長)
企画・制作:ヘルスケア総合政策研究所
価格:4,500円 + 税
ISBN:9784-86439-382-9
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- 巻頭言 西村 周三 (一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会医療経済研究機構所長)
- 第1部 ―財政の視点から見る医療制度改革の行方―
- 【巻頭特別座談会】「財政破綻が招く社会保障制度崩壊の危機と回避に向けて進む医療改革」
- ▶西村 周三 (一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会医療経済研究機構所長)
- ▶竹川 節男 (医療法人健育会理事長、経済同友会社会保障改革委員会副委員長、内閣府規制改革会議健康・医療WG専門委員)
- ▶武久 洋三 (一般社団法人日本慢性期医療協会会長、厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員)
- ▶土居 丈朗 (慶應義塾大学経済学部教授、行政改革推進会議有識者作業部会座長)
- ▶森 臨太郎 (国立成育医療研究センター政策科学研究部長)
- 第1章 医療財政の変遷と国民皆保険制度の行方(概論)
- ▶石川 雅俊 (国際医療福祉大学医療福祉経営専攻医療経営管理分野准教授)
- 第2章 病床削減20万床がもたらす病院再編・地域医療イノベーション
- ▶橋爪 章 (保健医療大学学長・同経営学部教授)
- 第3章 地域医療構想の課題と目指すべき着地点
- ▶埴岡 健一 (東京大学公共政策大学院特任教授、元日本医療政策機構理事・がん政策情報センター長)
- 第4章 新公立病院改革プランで自治体病院の再編・淘汰はさらに進むか?
- ▶尾形 裕也 (東京大学政策ビジョン研究センター特任教授)
- 第5章 セーフティネットを拡充し、成長戦略に貢献する改革
- ▶松山 幸弘 (キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、内閣府規制改革会議健康・医療WG専門委員)
- 第6章 富裕層向けに積極的に営業をかけるASEAN諸国
- ▶田中 耕太郎 (株式会社バンコク病院日本人オペレーション部)
- 第7章 成果主義(アウトカム評価)が変える診療報酬制度
- ▶池田 俊也 (国際医療福祉大学医療福祉経営専攻医療経営管理分野教授)
- 第8章 医療保険制度における保険者の果たすべき役割
- ▶川渕 孝一 (東京医科歯科大学大学院教授)
- 第9章 「地域包括ケア・コンパクトシティ」構想~人口減少社会における、地域包括ケアシステム実現に向けた財政的課題と処方箋
- ▶小黒 一正 (法政大学経済学部教授)
- 第10章 医療費適正化に向けたジェネリック医薬品の使用促進
- ▶坂巻 弘之 (東京理科大学経営学部教授)
- 第2部 ―2015-2016年 医療をめぐる10の論点―
- 第1章 群馬大学医学部附属病院、東京女子医大病院患者死亡事故から考える医師の倫理と医療機関のコンプライアンス
- ▶大磯 義一郎 (浜松医科大学医学部教授「医療法学」、帝京大学医療情報システム研究センター客員教授)
- 第2章 医療ビッグデータがもたらす医療大革命の行方
- ▶黒田 知宏 (京都大学医学部附属病院医療情報企画部長・病院長補佐)
- 第3章 重複投薬・長期処方による残薬500億円の実態と解消に向けた対策
- ▶赤沢 学 (明治薬科大学公衆衛生・疫学教授)
- 第4章 保険外併用療養費制度改革の論点
- ▶翁 百合 (内閣府政府規制改革会議健康・医療WG座長、株式会社日本総合研究所副理事長)
- 第5章 東北薬科大学・医学部新設は医師不足解消のカギとなるか
- ▶濃沼 信夫 (東北薬科大学教授)
- 第6章 多死社会における理想の看取り・終末期医療を考える
- ▶長尾 和宏 (医療法人裕和会長尾クリニック院長)
- 第7章 プライマリ・ケアは日本の医療を変える(地域医療を救う)パラダイムシフトとなるか
- ▶三原 岳 (東京財団研究員兼政策プロデューサー)
- 第8章 認知症800万人時代における「新オレンジプラン」の実効性を検証する
- ▶水巻 中正 (国際医療福祉大学教授)
- 第9章 働くがん患者の職場復帰支援
- ▶桜井 なおみ (NPO法人HOPEプロジェクト理事長、キャンサー・ソリューションズ株式会社代表取締役社長)
- 第10章 データヘルス計画と糖尿病性腎症重症化防止による透析予防
- ▶平井 愛山 (一般社団法人日本慢性疾患重症化予防学会代表理事)
- 第3部 ―年表・資料「介護保険制度」創設以降における保健・医療・福祉・介護の歩み―
- ▶牧 潤二 (医療ライター)
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医療経営白書 2015-2016年版 個別経営から、地域経営へ 地域医療創生
人口減少・超高齢化という未曽有の社会変化を前に、治癒を目的とした医療から、病気を抱えながらも地域で生活を続けられるようサポートする生活支援型医療へと、医療ニーズ自体が変化している。
限られた資源で地域医療を守るためには、そのような状況を踏まえ、各医療機関が地域の中で担うべき役割を自覚し、それを全うしていくことが最も重要な課題であろう。
国は、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生できるよう「地方創生」というキーワードを掲げた。医療経営においても同様の発想が求められており、「地域による、地域住民のための医療」を構築すべきである。まさに2015年は、「地域医療創生元年」と言えるのではないだろうか。
本書では、専門家や先進的実践家による提言、地域ニーズに即した機能転換事例など、「地域医療創生」を実践するために必要な視点を身につけるために有用な情報を掲載する。 |
編集委員代表:吉原 健二(日本医療経営実践協会代表理事)
企画・制作:ヘルスケア総合政策研究所
価格:5,000円 + 税
ISBN:9784-86439-383-6
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- 視 点 個別経営から地域経営への転換点 ──“地域医療構想”から始まる新しい医療経営の形
- ▶松田 晋哉 (産業医科大学教授)
- 第1部 総力特集 個別経営から地域経営へ 地域医療創生
- 第1章 現状と課題 地域医療創生を成し遂げるために必要な発想と着眼点
- 1 日本創成会議「東京圏高齢化危機回避戦略」の真意と、病院経営への提言
- ▶高橋 泰 (国際医療福祉大学大学院教授)
- 2 高山 義浩 (沖縄県立中部病院地域ケア科)
- 第2章 巻頭座談会──よりよき地域医療構築をめざして 地域医療創生を担い、2025年の医療介護を支える人財
- ▶山本 雄士 (医師、株式会社ミナケア代表取締役)
- ▶吉田 雄人 (神奈川県横須賀市市長)
- ▶鈴木 裕介 (高知医療再生機構) 他
- 第3章 先駆的組織に学ぶ地域経営戦略の要諦 地域経営を成功させるために必要な戦略・戦術
- 1 病院統合による地域活性型医療経営の実現
- ▶城西大学経営学部教授 伊関友伸
- 2 行政、医療・福祉、大学の協同による 先駆的地域包括ケアの実践
- ▶愛知県豊明市、東名古屋医師会、藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)
- 3 “患者教育”への取り組みが、医療資源の有効活用につながる
- ▶株式会社麻生飯塚病院(福岡県飯塚市)
- 地域医療再編につながる経営選択
- 1 がん専門病院から急性期病院への転換
- ▶杏雲堂病院(東京都千代田区)
- 2 急性期病院が複合型福祉施設を持つ急性期病院
- ▶白山石川医療企業団 公立松任石川中央病院(石川県白山市)
- 3 先端機器導入と高度な医療技術で民間病院が地域予防医療を牽引
- ▶三愛病院(埼玉県さいたま市)
- 第2部 医療界最新経営動向──2015年トピックス
- ・トピックス① 「地域医療連携推進法人制度」創設で広がる病院経営の可能性
- ▶星 多絵子 (東日本税理士法人)
- ・トピックス② 「マイナンバー制度」導入への対応と、制度活用法
- ▶服部 英治 (名南経営コンサルティング、社会保険労務士)
- ・トピックス③ 「病床機能報告制度」を活用した病院経営戦略
- ▶井上 貴裕 (千葉大学医学部附属病院病院長企画室長・病院長補佐・特任教授)
- ・トピックス④ 歯科界
- ▶水谷 惟紗久 (日本歯科新聞社『アポロニア21』編集長)
- ・トピックス⑤ 医薬品
- ▶藤田 道男 (医薬ジャーナリスト、次世代薬局研究会2025代表)
- 第3部 資料編
- 1 都道府県別医療資源情報2015年度版
- ▶高橋 泰 (国際医療福祉大学大学院教授)
- 2 注目病院グループ事業・財務データ
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介護経営白書 2015-2016年版 2025年に向けた「地域創生」時代の介護経営戦略 ――経営の価値、サービスの価値を問い直す
団塊の世代が後期高齢者となる2025年まで、あと10年。介護経営においてもエポックとなるこの年に向けて、介護事業者・施設はどのような経営戦略をもち、そして実践していくのか。
逼迫する国家財政と生産性と税収の増加が望めない人口構造への変化があいまって、縮小化が進む社会保障制度。果たして、介護保険制度はどれだけ維持できるのか。介護報酬のマイナス査定、利用者負担率の上昇など、需要(利用者)抑制の施策において、制度依存の経営からいち早く脱却し、地域と他業種等との連携を図りながら、新たなビジネスモデルを推進することが、事業者・施設の生き残る道となっている。
変容する超高齢社会の潮目を読み、新たな潮流を作り出していく経営が求められる現在、その眼力と経営力をもった事業者・施設が生き残っていくと考えられる。経営の質、サービスの質から更に踏み込み、経営の価値、サービスの価値を問い直すことで、生き残りの条件を探っていく。
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編集委員代表:多田 宏(日本介護福祉経営人材教育協会代表理事)
企画・制作:ヘルスケア総合政策研究所
価格:4,500円 + 税
ISBN:9784-86439-384-3
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- 第1部 2025年の日本社会と介護業界(経営)を予測する
- 第1章 2025年の日本《経済編》
- 《特別対談》財政主導による医療・介護の改革の行方 ――「地域創生」時代の社会保障制度の限界と未来
- 第2章 2025年の日本《社会編》
- 第3章 2025年の介護経営戦略
- 《特別座談会》 制度依存からの脱却 ―「混合介護」の可能性と課題
- ・「地域創生」時代における介護の再定義
- ・量から質へ、質から価値への転換 ―新たな価値あるサービスを求めて
- ・規制の壁をどう乗り越えていくか?
- ・未来に向けた新しい介護経営のカタチ ―「混合介護」は魔法の杖となる!
- 第2部 経営の価値を問う―「地域創生」型ビジネスモデルを検証する
- 第1章 概論:2025年に向け変容する介護福祉事業のビジネスモデル
- 第2章 ビジネスモデル研究(事例)
- 第3部 サービスの価値を問う―求められる“複合人財”
- 第1章 概論:地域包括ケアシステムで求められる人材
- 第2章 介護業界にイノベーションを巻き起こす人材活用戦略
- ○介護福祉分野のマネジメント力をいかに育むか .介護福祉士
- ○スキルアップとキャリアアップをいかに行うか .初任者研修&実務者研修
- ○地域包括ケアにおけるケアマネジャーの役割 .介護支援専門員
- ○多職種協働を通じた育成手法 ―サービス提供責任者
- ○要件変更と求められる役割 ―福祉用具専門相談員
- ○複合的にサービスを提供する「地域自立支援拠点」構想.作業療法士・理学療法士・言語聴覚士
- ○他職種連携による質の向上 .訪問看護師
- ○施設長が変われば現場は活性化する .介護福祉経営士
- ○医療機関と地域をつなぐ橋渡し役 .医療経営士
- ○10年後にも生き残る管理栄養士であるために .栄養経営士
- ○介護職員指導者の養成・育成を担う .介護福祉指導教育推進機構
- 第4部 2015年介護福祉事業のトレンド
- 第1章 グランプリに輝いた介護現場の風土とこだわり
- ○福祉業界初の日本経営品質賞を獲得―社会福祉法人こうほうえん
- ○アジアNo.1の高齢者住宅(Ageing Asia Innovation Forum年間最優秀賞)―株式会社シルバーウッド
- ○「介護甲子園」歴代の最優秀施設
- 資料編 介護保険者別データ集
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国民の栄養白書 2015-2016年版 加齢のリスクと寝たきり予防の実践 高齢者の疾病と食事が支える生きる力
高齢者は加齢とともに知らず知らずのうちに喫食量が低下し、骨格筋が減少して歩けなくなったり、歯が弱くなって咀嚼力が衰え、舌や飲み込みの筋肉が少なくなって嚥下できなくなるなど、さらに食事がとれなくなる低栄養が次第に重症化することが少なくない。その状態が進行すると免疫力が低下し、肺炎や骨折による寝たきり、褥瘡(床ずれ)など、生命にかかわるさまざまな疾患を招くリスクが高くなる。
そうした高齢者の低栄養をいち早く見つけ、日々の食事を見直すことで重症化予防を図るためにはどうすればよいのか。老化が身体に与える影響とその変化を見極め、高齢者の疾病を予防し、栄養状態を健全に保つための食事のあり方を考察していく。
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監修:鈴木 隆雄(国立長寿医療研究センター所長)
企画・制作:ヘルスケア総合政策研究所
価格:4,000円 + 税
ISBN:9784-86439-385-6
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- 巻頭特集 医療・介護・在宅における「食べる」を支える最新ケア ―チームで取り組む摂食嚥下障害へのアプローチ―
- 特別対談 高齢者の疾病と生活に寄り添う栄養ケアのあり方
- 第1部:高齢者の栄養と疾病
- 第1章:肥満とサルコペニア
- 第2章:サルコペニアの病態と栄養管理
- 第3章:高齢者の血糖管理と認知症の栄養管理
- 第4章:高齢者の食力とオーラルフレイル
- 第5章:摂食・嚥下障害と高齢者の食事
- 第6章:認知症と高齢者の食事
- 第2部:介護保険制度改正と高齢者の生活と食事
- 第1章:介護保険制度改正の概要と地域行政
- 第2章:介護保険制度改正と高齢者の栄養ケア
- 第3章:在宅高齢者の栄養ケアと栄養補助食品
- 第3部:「介護食」の現状と地域での課題
- 第1章:摂食・嚥下障害と食形態の調整と栄養価の問題
- 第2章:食形態の選択と地域連携
- 第3章:在宅高齢者の生きるを支える食支援とレシピ
- 第4章:栄養ケアから始める地域包括ケアシステム
- 付録 「ケア・ライフ世代」のための疾病予防早わかりシート集
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