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【介護福祉関係】
<経過>介護福祉士法等の一部を改正する法案、第166回国会で修正される

Date:2007-05-23

2007年4月26日、第166回国会において「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法案」が委員会で修正されました。
※15号の冒頭がフィリピンとの間の経済連携協定についての質疑応答であり、そのあとの「修正の内容は、」から始まるくだりで「修正案」が読まれています。
※15号の中ほどで「附帯決議(案)」が朗読されています。

 ○厚生労働省 “第166回国会(常会)提出法律案”
 社会福祉士法及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案  [ リンク ]
 ○参議院会議録情報
 第166回国会 厚生労働委員会 第14号
 ○参議院会議録情報
 第166回国会 厚生労働委員会 第15号

■要点
・「准社介護福祉士」はフィリピンとの間の経済連携協定との整合のために暫定的におかれる資格であり、将来的には介護福祉士に一元化されることが確認されました。 (「准社介護福祉士」は養成学校卒業生に対する救済措置でもある)
・実務経験ルートに新たに課される6ヶ月の養成課程について、働きながら学ぶ人の負担軽減に配慮して通信課程を認めるほか、教育訓練給付の対象となるように基準の設定を行う ということが、附帯決議案に盛り込まれました。
・介護福祉士の資質の向上を図るための教育カリキュラム等の見直しに当たっては、養成施設ルート、福祉系高校ルート及び実務経験ルートのそれぞれにおいて、 同等の水準の知識及び技能が担保されるよう措置することが、附帯決議案に盛り込まれました。
・より専門性の高い、専門社会福祉士、専門介護福祉士の資格をつくることが検討されています

議案審議経過情報 [ リンク ]

【介護福祉関係】
准介護福祉士の創設を含む介護福祉士法改正案決議

Date:2007-03-14

2007年3月13日、政府は「介護福祉士の国家資格取得方法を見直す社会福祉士及び介護福祉士法等の一部改正案」を閣議決定しました。

WAM NET
社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案の概要について

これによって介護福祉士取得の方法は以下のように変更になる可能性が強くなってきました

■養成施設ルート及び福祉系高校ルート
・2009年4月から、養成施設、福祉系高校の履修時間数を変更
  養成施設 1650時間→1800時間程度
  福祉系高校 1190時間→1800時間程度
・介護福祉士資格を取得するためには、新たに国家試験の受験が必要になる(2013年1月の試験から実施)
・経過措置として、当分の間、養成施設卒業者は「准介護福祉士」の名称で就労できる
・経過措置として、履修時間数を増やすことのできない福祉高校は、1190時間程度の履修の上で9ヶ月以上の実務経験を経た場合に国家試験の受験資格が付与される
■実務経験ルート
・3年以上の実務経験に加え、新たに6ヶ月以上の養成課程を経なければ国家試験を受験資格を得られなくなる(2013年1月の試験から実施)

【更新のお知らせ】
<更新>「基礎研修とはなにか:これまでの経緯」

Date:2007-03-13

「基礎研修とはなにか:これまでの経緯」のページに下記の2件を追加しました

2006年12月12日 厚生労働省、「介護福祉士制度及び社会福祉士制度の在り方に関する意見書」を発行
2007年2月19日 厚生労働省、全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議を開催

→これまでの経緯

【JMPからのお知らせ】
介護職員基礎研修テキスト全11巻を発売しました

Date:2007-03-01

日本医療企画は、2007年2月中旬、介護職員基礎研修テキスト全11巻を発売しました。
詳細については左メニューの「基礎研修テキストご案内」をご覧ください。

【JMPからのお知らせ】
基礎研修テキスト見本版ができあがりました

Date:2006-12-04

日本医療企画は2006年11月、基礎研修テキストの見本版を完成しました。
今後、各都道府県に認可を得て、2007年1月中旬より販売を開始する予定です。


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