2007年4月26日、第166回国会において「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法案」が委員会で修正されました。
※15号の冒頭がフィリピンとの間の経済連携協定についての質疑応答であり、そのあとの「修正の内容は、」から始まるくだりで「修正案」が読まれています。
※15号の中ほどで「附帯決議(案)」が朗読されています。
○厚生労働省 “第166回国会(常会)提出法律案” 社会福祉士法及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案
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○参議院会議録情報 第166回国会 厚生労働委員会 第14号
○参議院会議録情報 第166回国会 厚生労働委員会 第15号
■要点
・「准社介護福祉士」はフィリピンとの間の経済連携協定との整合のために暫定的におかれる資格であり、将来的には介護福祉士に一元化されることが確認されました。
(「准社介護福祉士」は養成学校卒業生に対する救済措置でもある)
・実務経験ルートに新たに課される6ヶ月の養成課程について、働きながら学ぶ人の負担軽減に配慮して通信課程を認めるほか、教育訓練給付の対象となるように基準の設定を行う
ということが、附帯決議案に盛り込まれました。
・介護福祉士の資質の向上を図るための教育カリキュラム等の見直しに当たっては、養成施設ルート、福祉系高校ルート及び実務経験ルートのそれぞれにおいて、
同等の水準の知識及び技能が担保されるよう措置することが、附帯決議案に盛り込まれました。
・より専門性の高い、専門社会福祉士、専門介護福祉士の資格をつくることが検討されています
議案審議経過情報 [ リンク ]
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