「ダイバーシティ」は一般的に、個人の持つ属性の多様性のこと。多様性には、年齢、性別、障がい、国籍、人種などがあり、さらに広い意味では仕事経験、社会的背景、働き方、ライフスタイル、家族、宗教などもこれに含まれます。こうした多様性を受け入れ、多様な人材がそれぞれの能力を最大限発揮できる環境をつくることで、組織のパフォーマンスを上げることが「ダイバーシティ経営戦略」です。この研究会では、医療・介護分野のダイバーシティ経営戦略を徹底研究する、シリーズ型の研究会です。

 第2回の今回は大分大学副学長(ダイバーシティ担当)の松浦恵子氏を講師に迎え、ダイバーシティや男女共同参画を妨げる「アンコンシャスバイアス(固定的性別役割分担意識)」を、どのように取り去るか、をテーマにお話いただきます。また後半では、大分大学附属病院が2014年に立ち上げた「女性医療人キャリア支援センター」での取り組み事例を紹介。大分県内の病院の女性医師支援を紹介する「大分県医師キャリアサポートブック」の作成や、「男性医療人パパの会」などの先進的な取り組み、学生へのキャリア教育などについてもお話します。

開催概要

松浦恵子

大分大学副学長(ダイバーシティ担当)
第5回日本ヘルスケアダイバーシティ学会大会長

大分大学では2014年に「女性医療人キャリア支援センターを立ち上げ、女性医療人の活躍推進に取り組んでいる。「大分県医師キャリアサポートブック」の作成や、「男性医療人パパの会」など、先進的な取り組みも多い。

講師の松浦恵子氏(大分大学副学長(ダイバーシティ担当)は、女性医療人キャリア支援センター創設当初からセンター長として取り組みをけん引してきた。また、大学の授業では、学生のアンケートの回答を基に、より実践的なダイバーシティを追及。次の世代の医療人が働きやすい、安心して入れる医療業界の実現を目指している。

当日のスケジュール

参加申し込み

当セミナーを申し込まれる方は
お申込みフォーム」ボタンをクリックしてください。

情報誌・書籍

お問い合わせ

日本医療経営実践協会九州支部・中国支部
(担当:日本医療企画 上津原)

TEL:092-418-2828
FAX:092-418-2821
E-mail:y-uetsuhara@jmp.co.jp