ヒューマン・ニュートリション 栄養管理の症例と実践 2016年3-4月号
◆Clinical Nutrition Practice 日本赤十字社 前橋赤十字病院(群馬県前橋市)
全診療科にNST専門療法士を置き病院全体で細やかな栄養管理の実現に取り組む
◆FOCUS on New Leader 瀬戸由美さん(医療法人永仁会永仁会病院 診療技術部栄養管理科 科長)
一職種だけで栄養管理はできない 実績の積み重ねが栄養への理解を生む
◆【特集】 術式を知り、栄養サポートを実践する肝臓・胆道・膵臓がん周術期の栄養管理
○[解説1]肝臓がんの病態と術式
加藤洋介(厚生連高岡病院)
○[解説2]胆道がんの病態と術式
寺田卓郎(福井県済生会病院)
○[解説3]膵臓がんの病態と術式
峯田章 他(上尾中央総合病院)
◆【事例】
○[事例1]侵襲軽減アミノ酸〈シスチン・テアニン〉を用いた周術期管理
土屋誉(公益財団法人 仙台市医療センター仙台オープン病院)
○[事例2]膵頭部がん症例に対する膵頭十二指腸切除におけるERASプロトコルの導入と成績
寺村紘一 他(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院)
○[事例3]膵臓がん術後、化学療法による低栄養に対して成分栄養剤の投与が有用だった一例
猿田加奈子 他(東京慈恵会医科大学付属柏病院)
◆【緊急企画】 歯科医との連携でめざす NSTと早期経口摂取のアウトカム
○[Cace Study1]“食べられる口”のためには口腔内環境の整備が不可欠 経口摂取をめざす歯科口腔外科医の取り組み
社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 海老名総合病院
○[Cace Study2]繰り返す誤嚥性肺炎を阻止すべく 嚥下障害のある患者の口腔ケアを徹底
医療法人五星会 菊名記念病院
○[Cace Study3]摂食嚥下障害への対応として 発症早期から口腔ケアと嚥下機能評価を徹底する
東京歯科大学市川総合病院
◆[Series2]いざ臨床!周術期の栄養管理のすすめ
◆[The Point of View 制度を読み解くキーワード] 藤井将志(特定医療法人谷田会 谷田病院 事務部長)
国際電話の発信数の急減から見る 医療機関の経営戦略
◆バックナンバー・取扱書店のご案内
◆『Human Nutrition 栄養管理の症例と実践』投稿規定
◆次号予告・from Editors
----------次号 2016年4月8日 発売--------------
◆特集 栄養状態増悪のサインを見逃さない 疾病治療における低栄養への対応
治療が最優先される病棟においては、時に低栄養の兆候が見逃され、気づいた時には重度の栄養障害に陥っていることもある。
主疾患の治療を行うなかで、管理栄養士は常に対象患者の栄養状態から目を離さず、増悪のきざしが見えたら迅速に介入しなければならない。
そのためには、どんなサインをどう拾い上げていけばいいのか、臨床現場における実際の事例を通して考える。
◆特別座談会 このままで生き残っていけるか? 経口維持加算の現状と管理栄養士の責務
2015年度の介護報酬改定において、算定要件などが見直された経口維持加算。その算定率は未だに低く、2、3割の介護保険施設でしか算定されていない状況だという。
このような状況で管理栄養士は今後、介護の領域で生き残っていけるだろうか?本加算算定に尽力する特養や老健の管理栄養士らが徹底的に語り合う。