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医療経営士予想問題
「医療経営士テキスト 中級シリーズ」全19巻から重要項目をピックアップし、『CLINIC BAMBOO』編集部が独自に予想問題を作成しました。(2011.5月号掲載)
解答・解説を5月9日に掲載致しました。
 問1 第1分野(3) 医療マーケティングと地域医療
 「職員満足度」調査におけるコミュニケーション測定項目について、以下の選択肢のうちもっとも適切なものを3つ選べ。
 
[選択肢]
(1) 上司への信頼
(2) 職場の雰囲気
(3) 指示系統の明確さ
(4) 部門間の連携
(5) 仕事のやりがい
 
 解答 (1),(2),(4)
 
(3)は「組織構造」、(5)は「モチベーション」についての職員満足度を測定するのに適している。


 問2 第2分野(2) 広報・広告/ブランディング
  国立国語研究所の『「病院の言葉」をわかりやすくする提案』における「医療用語の日常語での言い換え」の組み合わせ
  について、以下の選択肢のうちもっとも適切なものを1つ選べ。
 
[選択肢]
(1) イレウス  --- 腸捻転
(2) エビデンス --- 患者に対する効果が確かめられている医療
(3) 誤嚥  ----- 食物などが気管に入ってしまうこと
(4) 認知症   --- 話す言葉やふるまいに一時的に混乱が見られる状態
(5) 耐性  ----- 人が病気や薬の副作用などに耐える性質
 
 解答 (3)
 
×(1) 「『イレウス』は極めて専門性の高い言葉であり、ほとんどの人にとってなじみがない(認知率12.5%)。
  以前から使われており、なじみのある人の多い言葉である「腸閉塞(腸の通過障害)」を使って説明
  するのがよい。」
  「腸捻転は、腸がねじれて腸の血のめぐりが悪くなる病気です。放っておくと腸がくさってしまう怖い
  病気です。緊急手術が必要です」
  (国立国語研究所『「病院の言葉」をわかりやすくする提案』より)。
 
×(2) 「患者に対する効果が確かめられている医療」の意で用いられるのは、EVM(Evidence Based
   Medicine)。この言葉は「エビデンス」以上に知られていないので(認知率8.7%,理解率2.7%
  =国立国語研究所調べ)、患者に対しては使わないようにしたい。しかしその考え方は重要なので、
  必要に応じて、分かりやすく説明したい」
  (国立国語研究所『「病院の言葉」をわかりやすくする提案』より)。
  エビデンス(evidence)は、「証拠」「この治療法がよいと言える証拠」の意で用いられる。
 
○(3) 「言葉遣いのポイント」として、「認知率は50.7%と低く、一般に知られていない言葉であるが、
  この言葉を患者に使っている医療者は多い(医師82.4%,看護師・薬剤師53.5%)。
  「誤嚥性肺炎」など病名の場合はやむを得ないが,そうでない場合は,日常語で言い換える方が
  よい」(国立国語研究所『「病院の言葉」をわかりやすくする提案』より)。
 
×(4) 話す言葉やふるまいに一時的に混乱が見られる状態は、せん妄である。
 
×(5) 耐性は、細菌やウイルスが薬に対して抵抗力を持つようになり、薬が効かなくなること。
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