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  近年、ISO9001を取得する介護施設が増えている。都内にある江戸川光照苑もそのひとつ。 今回取得したのは同苑内の特別養護老人ホーム・短期入所・通所介護・居宅介護支援だ。 ISO9001取得によってどのような点が変わったのかを水野敬生苑長に聞いた。

   江戸川光照苑がISO取得を考えたきっかけは、すでにISO9001を取得していた同一法人経営の王子光照苑から、水野苑長が移ってきたことだった。 ここでもISOを取得しようとしたのは、法人内施設のサービス均一化を客観的に測るという目的の他に、施設としての信用を得ること、 全員参加のルールをつくり、職員の意識を変えること、外部監査という圧力を受けることにより、ルールを根付かせることなどの必要性があったからだ。
マニュアルによる業務の標準化
  当初、江戸川光照苑には、指針となる手順書がきちんと整備されていなかった。 そのため、業務のなかでそれぞれの職員が自分のやり方を編み出し、暫時的な判断でサービスを提供しているという状態だった。 基準となるマニュアルがないので、問題があっても根本的な改善がしにくく、利用者が安心して利用できるサービスが維持できないという課題があったため、 ISO取得の前にまず職員の意識から変えなければならなかったという。 業務すべてを手順書にまとめてサービスの標準化を図ることで、徹底的に仕組みをつくることから始めたのだ。 「マニュアルがあること、そしてそのとおりに行動することが大事。しかし間違えてはいけないのが、マニュアルが絶対ではないこと。 あくまでも処置を標準化するための手段なので、気が付いたら改善していけばいい。 ただ、何をどう改善したかは基準となるものがなければわからない」と、水野苑長は強調する。

   「そういった方針の変更に不満を感じた職員もいただろう」と水野苑長は振り返る。 しかし、業務の仕組みや記録は確かに必要だという意識が徐々に広まり、2008年9月には7割の手順書が揃った。 「ISO取得と言うと、仰々しい響きがあって、職員は身構えてしまう。 しかし単に、それまでの4か月間やってきたことを評価してもらうだけだとわかればたいしたことではない」と水野苑長。 そこからコンサルタントを入れて残りの3割を補強し、今回の取得に至るまでのサービス品質をつくりあげた。

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江戸川光照苑 ◆江戸川光照苑
平成21年6月、特別養護老人ホーム、短期入所生活介護、通所介護、居宅介護支援のそれぞれの事業所において、江戸川区内にある社会福祉法人としてはじめて、 品質の国際規格である「ISO9001」の認証を取得。
また同月、ホームページをリニューアル!
http://www.e-kousyoen.or.jp/
東京都江戸川区北小岩5-7-2
TEL:03-5668-0051(代)
 
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