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![]() 栄養サポートネットワーク合同会社
代表/管理栄養士 安達 美佐 |
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最近、栄養士が1ヶ所の施設にとどまらず、独立して事業や活動を行う「開業栄養士」が注目されています。 実際、会社設立からの2年間で、私たちの活動に関心を示す栄養士からの問い合わせや起業に関する講演依頼、 医療機関や行政等からの要請も増えてきており、「開業栄養士」は時代の要請になってきたとも感じています。 私は本来、食事・栄養は日常生活と切り離すことができないものでありながら、 栄養士が身近に関わる機会が少なかったことから、栄養士は本当に社会に役立っているのか、 必要とされる存在なのか、疑問を常に持っていました。 また、1995年から2002年までの行政・地域での活動を通じて、 私が直接お会いした地域の方々や他職種の一部の方からは、 栄養士への批判や不満を聞いたこともありました。 しかし、反面、人々は健康や食事に関心が高いこと、意欲を引き出し高めることで人は変わること、 栄養士を必要としている人々は必ずいることを実感しましたので、 私たち栄養士が社会に役に立つ存在であると自信を持って言えるためには何をすべきか模索し始めました。 折しも、2001年、アメリカへ栄養士活動の視察に行ったことが私にとって大きな転機となりました。 アメリカの登録栄養士7名の活動を視察し、 アンケート収集を通じて100名以上の登録栄養士と意見を交換する機会を得ました。 皆、登録栄養士としてのプライドを持ち、専門領域を特定して仕事に取り組んでいました。 また、仲間同士のネットワークを駆使して、 栄養教育や対象者のニーズに合致した実用性の高い活動を行っていました。 これらの体験から「栄養教育」、「対象者のニーズ」、「実用性」、「ネットワーク」、 「評価の数量化」などをキーワードに栄養士活動に対するこれまでの視点を大きく転換することが必要だと考えるようになりました。 帰国後、同じように考える仲間と出会い、栄養士へのニーズ確認やネットワーク活動を開始、 2006年に合同会社として組織化しました。栄養教育は標準化したプログラムを用いて診療支援部門、 高齢者支援部門、地域支援部門に分けて行っており、 食育活動、食事・栄養セミナー、食事調査などの業務も行います。 これらは、それぞれの専門領域を持つ管理栄養士たちとネットワークを組むことで、 確実に対象者のニーズに応え、かつ実用性の高い内容を心がけています。 皆様からは、よく開業栄養士としての起業の心構えを尋ねられますが、その人たちには、 まず、「腹をくくる-信念を持ち続ける-」ことが一番大切であるとお答えします。 自分は栄養士として誰の為に何ができるか、 自分のめざす方向性など、栄養士として自分の得意とする領域において、 どうやって社会に役立てるかを考えたうえで行動に出ること、そしてその信念はぶれないことが重要です。 そのためには、「1つの領域・組織の中で栄養士の役割を模索する」、 「自分の強み・弱みを知る」、「仲間を作る」ということを心がけると、 自ずと何を勉強し、どこを補強すればよいかの答えが出てきます。 起業は一人でも誰でも可能ですが、 「業」として成り立たせるためにはオファーがあり続けることが不可欠です。 より多くの人々が栄養士と気軽に、そして、満足の高い関係を築いていくことの積み重ねが、 栄養士が社会の中で役立つ存在であると認識されていくことにつながると考えます。 注)合同会社とは、全社員が出資額を限度とした有限責任を負うものである。 同様に株主の有限責任が認められる株式会社と比べると、会社運営の自由度が高いことがメリットとされる。 |
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▼ 「キャリア・デザイン」(2009.12) ▼ 多職種連携へのパラダイムシフトを!!(2009.4) ▼ 社会ニーズとして求められる「開業栄養士」(2009.2) ▼ 出現を切望!!現代の坂本龍馬 (2009.1) |










