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 I. 医薬品の本質(1) (レジュメ編)

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医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し、効果を発現させるものである。
しかし、本来、医薬品も人体にとっては異物(外来物)であるため、また、医薬品が人体に及ぼす作用は複雑、かつ、
多岐にわたり、そのすべてが解明されていないため、必ずしも期待される有益な効果(薬効、主作用)のみをもたらすとは限らず、
好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある。医薬品のなかには同じ薬でも複数の薬効を持つものがあるほか、
医療用医薬品では用量によって適応症が異なるものがある。
また副作用は医薬品を使用したすべての人に起こるものではなく、発生頻度と副作用の程度(重篤化)にも個人差がある。
服用後にじん麻疹などのアレルギー反応を起こすこともある。
| 主作用: |
期待される有益な効果 |
| 副作用: |
期待されない不利益な作用 予防接種ワクチンなどでは副反応ということもある |
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 主作用と副作用の例 |
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アスピリンは主作用として解熱鎮痛作用を持つ医薬品である。しかし、時に服用後に胃が荒れるなどの胃腸障害を起こすことがあり、これを副作用という。
また医療用では用量により血小板凝集抑制、急性上気道炎、リウマチなど複数の適応症がある。
また、発毛剤のミノキシジル(リアップ )は当初、心臓の薬(血管拡張作用薬)として米国で臨床開発が行われていた。
しかし、開発途中で体の毛が濃くなるという副作用が現れたことから、逆にこれを主作用として製品開発された医薬品である。
そのため、高血圧の人、低血圧の人、心臓に障害のある人は、医師、薬剤師等に相談してから使用するよう注意・喚起されている。
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