平成21年度 ケアマネジャー試験 模範解答サービス

平成21年度 ケアマネジャー試験
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【  模  範  解  答  】

●介護支援分野
問11,2,3
問21,3,4
問34,5
問41,3,5
問51,3,5
問62,3
問71,3,4
問83,5
問91,2,5
問101,2,5
問113,4,5
問123,5
問132,3,5
問144,5
問151,2
問162,5
問171,3
問184,5
問191,5
問201,4,5
問21 1,3,4 (2つ→3つ)
問221,2,5
問233,5
問242,3,5
問252,3
●保健医療サービス分野の
知識等・基礎
問261,4,5
問271,2,3
問281,3,5
問293,5
問303,5
問313,4
問322,3,5
問334,5
問343,4,5
問352,4,5
問361,3,4
問371,4,5
問382,3,5
問392,5
問401,2,3

●保健医療サービス分野の
知識等・総合
問412,4
問421,3
問431,2,3
問442,4
問453,5
●福祉サービス分野の知識等
問464,5
問472,5
問481,2,3
問493,5
問501,3
問512,3,5
問521,4,5
問532,5
問541,2,4
問552,3,5
問562,4,5
問571,2,4
問581,2,4
問592,3,5
問601,4,5

※問21は不適当問題の可能性がございます。


【問21について】

問題21 介護予防支援について正しいものはどれか。 2つ 選べ。
指定介護予防支援事業者が業務の一部を委託できる者は、指定居宅介護支援事業者に限られる。
介護予防支援の委託を受けた事業所の介護支援専門員が、利用者の状態の評価を行い、今後の方針を決定し、当該利用者に通知する。
指定介護予防支援事業者は、委託先の事業者が作成した介護予防サービス計画原案を確認しなければならない。
介護予防サービス計画に特定介護予防福祉用具販売を位置づける場合は、サービス担当者会議を開催し、その利用の妥当性を検討しなければならない。
介護予防サービス計画に盛り込むサービスの種類は、予防の観点から保健師が選択し、決定する。
  

問題21 【解答】 1,3,4
○  1 業務の一部を委託できる者は、指定介護予防支援の業務に関する知識および能力を有する介護支援専門員が従事する指定居宅介護支援事業者でなければならない。
×  2 介護予防支援の委託を受けた事業所の介護支援専門員が評価を行ったときは、委託した指定介護予防支援事業者が評価内容を確認し、 今後の方針について必要な援助・指導を行う。
○  3 委託を行ったとしても、介護予防支援に係る責任主体はあくまでも指定介護予防支援事業者であるため、 委託先の事業者が作成した介護予防サービス計画原案が適切に作成されているか、内容が妥当か等を確認しなければならない。
○  4 介護予防サービス計画に介護予防福祉用具貸与および特定介護予防福祉用具販売を位置づける場合は、サービス担当者会議を開催し、 当該計画に必要な理由を記載しなければならない。
×  5 介護予防サービス計画に盛り込むサービスの種類の選択は、居宅介護支援と同様に、利用者本位により利用者が行い、決定する。

「正しいものはどれか。 2つ 選べ」とあるが、 上記のように「正しいものが 3つ 」あるため、不適切問題として扱われることが予想される。



【総評】
  2009(平成21)年10月25日(日曜日)、第12回介護支援専門員実務研修受講試験が全国一斉に実施された。
  同試験の出題内容等について、以下のとおり総評する。

【試験全体について】
  問題の出題範囲、難易度はおおむね例年並みと考えられるが、選択肢の表現によっては難しく感じられる問題もみられた、特徴としては次の点があげられる。
長寿社会開発センター版「五訂介護支援専門員基本テキスト」(以下、「五訂テキスト」という。)の記載内容に準拠するものの、選択肢によっては同テキスト以外に広く情報を得ておかなければ解答できないものが増えた。
例)問題29(高齢者の疾病等)、問題36(訪問看護)
出題の仕方(選択肢の設定)が、より端的あるいは専門的・実務的となってきた。
例)問題18(ケアマネジメント)、問題25(事例)
介護支援分野、保健医療サービスの知識等および福祉サービスの知識等といった受験免除のための区分がますます明確ではなくなり、総合的な出題方法が増えた。
例)問題35(訪問介護の身体介護)、問題45(ICF、経腸栄養等)

  私見ではあるが、「介護支援専門員として最低限理解しておくべき知識・見識」を試す試験より、より当落に重点を置く出題傾向が増したように感じる。

【介護支援分野について】
  問題1から問題4まで、いきなり「制度導入の背景」や「制度設計の考え方」などの出題があった。 確かに「五訂テキスト」に記述のあるものばかりで、内容そのものは常識の範囲でも解答できたが、「平成19年度国民生活基礎調査では・・・」 「1950(昭和25)年勧告では…」といった限られた資料等の名称が並ぶことにより、受験者が真面目であればあるほど面食らったのではないかと思う。 その心理的動揺がそれ以降の問題解法に影響がなかったことを期待したい。
  今般見直しの行われた「要介護等認定の手続き」や平成21年4月施行の「介護報酬改定」を直接的に問う出題はなかったが (介護報酬に関しては、保健医療サービスの知識等では、加算算定などかなり細かい事項の出題が見られたが)、居宅介護支援、居宅介護支援事業者、 介護支援専門員、介護予防支援、地域密着型サービスにかかる介護支援、加えて事例問題3題と、 例年よりも「(広義の)ケアマネジメント」に重点を置いた出題が多くみられた。
  なお、問題21は「2つ選べ」との設問であるが、解答は3つあり「不適切問題」となる可能性がある。

【保健医療サービスの知識等(基礎・総合)について】
  全体として「疾病等に関する知識」と「検査値等に関する知識」に重点が置かれているように見受けられた。
  難易度は高くないが、より「暗記重視」の傾向が強く感じられ、「なんとなくぼんやりと勉強した」や「暗記そのものが苦手」な受験者には、問題を見た瞬間に戦意喪失してしまった人もいたのではないかと心配する。しっかり問題に取り組めば、「自信をもって解答」できなくとも解答することは可能なレベルではあった。また、「基礎」と「総合」の区分け(違い)の根拠は例年通り明確ではなく、「総合」では5問の中で「広く浅く」出題していく姿勢がより明確になったと感じる。

【福祉サービスの知識等について】
  ここ数年出題のなかった援助困難事例や訪問入浴介護に関して出題されたが、全体的に難易度は例年並みといえる。介護保険関連制度としての「生活保護制度」「成年後見制度」および「高齢者虐待防止に関するもの」も例年通りの出題であったが、選択肢によってはかなり細かい事項まで問うものもあった。
  「五訂テキスト」に詳細記述のあった「後期高齢者医療制度」や「障害者自立支援法」などに関する出題がなかった点には若干違和感がある。

高齢社会権利擁護研究所 所長 野島正典
「2009年版  ケアマネジャー試験  基本テキスト  合格への要点解説」 「2009年版  ケアマネジャー本試験  既出問題パーフェクト解説」「2009年版  ケアマネジャー試験  完全対策問題400」 (日本医療企画発行)著者


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